対外活動
  1. TOP
  2. 対外活動
  3. NPO法人 ソフトウェア振興会
  4. 第5回研修会「技術者のコミュニケーションを見つめなおすワークショップ」に参加しました。

対外活動

第5回研修会「技術者のコミュニケーションを見つめなおすワークショップ」に参加しました。

日時 2008年3月4日(火) 18:30〜20:30
場所 町田市民文学館ことばらんど 大会議室
テーマ 技術者のコミュニケーションを見つめなおすワークショップ
講師 本間 直人(ほんま なおと)氏
主催 NPO法人ソフトウェア振興会
〒194-0004 東京都町田市鶴間1839番地クレインドビル4F
URL http://www.massi.gr.jp/
参加レビュー

講師の方の巧みな話術にすぐに引き込まれていきました。またどれも実践する時間、それらをやったことについて自分が、周りがどう思ったのかを考え発表する時間が必ずあり、大変メリハリある内容でした。2時間でそれまでまったく面識の無い方との意見交換をあれだけスムーズに出来る「場」作りを体験出来たのはとても有意義であったと思います。実体験してみて今まで自分自身がどれだけ人に伝える能力が弱かったかということがとても良く分かりました。

2時間があっという間に感じる程楽しい講義でした。体験型というのでしょうか。話を聞くばかりではなく、意見を言う、グループでお題に挑戦する、といった講義は今までにないタイプで、先生のお話の仕方も、知らず知らずに聞き入ってしまう不思議な魅力にあふれていました。「どんな有難い話でも、聞いてもらえなければ意味がない」という言葉が深く印象に残っています。うん、確かに。コミュニケーションってまさにそこからはじまるのですね。

講師の本間先生。学生時代には落語研究会に所属し、"南酎亭 多楽(なんちゅうてい たらく)"の名で活躍されたとのことで、笑いあふれる研修会にりました。同じ言葉を聞いても、その伝わり方は千差万別。日ごろのコミュニケーションの中でも「なんで分かってくれないんだ?」と、もどかしい事たくさんありますよね。また、ワークショップ形式の講習は同じグループとなった方々との距離を縮め、各人の個性を感じさせるものでした。考え込む人、他人に指示をする人、はさみを持って自分自身で動く人。少ないグループの中でもこれだけ個性があるのですから、コミュニケーションって難しいですね。

総評

特に我々IT業界の技術者やデザイナはコミュニケーション下手と言われます。レリッシュは個人プレイではとうてい味わえないチームプレイを活かした大きな仕事の達成を喜びとするため、プロジェクトに参画する技術者・デザイナ・プロデューサの間のコミュニケーションは的確かつ効率的でなければなりません。そして、顧客とのコミュニケーションについても同様です。このセミナーを通じてコミュニケーションの難しさと面白さを感じ、多くの発見がありました。この体験をこれからの事業に役立てて行きたいと考えております。