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鳥肌が立ちました。何ですかこの書き心地！ 筆みたい、とは聞いていましたがまさにそのそれ。予期せぬ線の太さがたまりません！ 今回は三菱鉛筆さんの鉛筆、ハイユニ（HI-UNI）シリーズから、 2008年9月26日に発売したばかりの「B10」、そして「H10」についてのお話です。

そもそも鉛筆にある「H」「B」「F」という単位は芯の濃さと硬さをあらわしています。 ハイユニシリーズはその中でもより良い書き心地を追求した高級鉛筆。 これまでも種類は9H〜6Bまでの17種類存在していたのですが、 今回あらたに10H、7B〜10Bが増え、全22種類になりました。

それでは早速使ってみましょう！折角なのでカッターを使って削ります。 ハイユニシリーズは芯は硬さによって太さが違うのだそうですが、 10Bと10Hを比べると一目瞭然。明らかに太さが違います。

削り終わり、まずは10Bからトライ！ スケッチブックにラインを引いてみたら、な、何この書き心地。 芯がやわらかいので、力の加減を変えると芯が崩れ、太さが微妙に変わるんです。 先日読んだデッサンの本では、「鉛筆はごまかしのきかない均一な線を引くもの」 なんて内容が書かれていたので、それから比べるともう鉛筆じゃないみたいですね。

対して10H。今度は一番硬いと称される鉛筆で線を引いてみると…？ か、硬い！なんて硬い！ これは、表面がでこぼこした画用紙よりつるつるした紙の上でさらーっと 書くのに適していそうです。書く時に力を入れてしまうと、線を書いている、 と言うより紙に跡をつけている感じになりそうですねこれ。

そういうわけで、本号プレゼントは10Bと10Hの鉛筆に、HBとHの間となるF、 さらに練り消しをセットでお届けします。 最新の書き味をとくと味わってみてください。

※この賞品は、2008年10月号のプレゼントとしてとりあげました。→クイズと答え