町田市の西部から南東端に掛けて流れる境川。境川は神奈川県相模原市との境界になっています。毎年7月に相模原市と町田市の流域に隣接する団体・自治会・町内会・企業が行政と協力して境川をきれいにする「境川クリーンアップ作戦」。第7回目にあたる今年は2007年7月29日に行われました。町田青年会議所の清掃担当地区はEブロック。町田法人会青年部会、町田青年会議所シニアクラブ、倫理研究所家庭倫理の会、アパルデーターの方々とともに下流は下森橋から上流の幸延寺橋まで、町田側と相模原側の二手に分かれて清掃開始です！
初めての参加ですから、当然川の中の清掃を体験しなくては！胴長を着用していざ出陣！！『川を汚すな！ＣＭ大作戦！』の撮影をされていた瀧澤室長に挨拶をし、川へと降りて行きます。川中では町田JC市民主権創造委員会の細野さん、会員支援委員会の中山さん、町田JCシニアの大田黒先輩とともに大物ゴミと格闘しました。収穫は自転車、鉄筋、鉄柱、健康器具の残骸（？）、3メートルはあろうかという電線。他、自然に分解される事の無い、細かなビニールゴミなども回収しました。
終わってみると想像していたよりも川中のゴミは少なかったのですが、これも毎年清掃をしているからだと思います。それでも川中に入ると生臭い異臭が漂っていましたし、水は濁っていました。こうして清掃をするのも大切ですが、常日頃から川を汚さないようにする事が大事だと思います。
余談ですが川に住む生きものの種類が川の水質の指標となるそうです。やや汚れた水質ですとコイ、ギンブナ、モツゴ、イトミミズ、ミズムシなどが住むそうです。町田駅近辺の境川にはコイが多く見られました。境川はそこに生きる動植物にとって貴重な環境であると同時に市民にとっての憩いの場でもあります。人の多い駅周辺であってもきれいな水質に住む生きもの達が多く見られるような、人と自然が調和した環境を保っていきたいですね。
境川クリーンアップ作戦ののぼり。これからもより多くの方々に清掃活動に参加して頂きたい。
何故、電線が捨てられているのか！？こんなのが2本も川中に沈められていました。
共に川中へ入った、（右側）会員支援委員会・中山さん。水の中は適度に冷たくて気持ち良かったですね！
開会式が終わり清掃担当地区へ移動します。（左から）大塚室長、齋藤祐善副委員長、市民主権創造委員会・細野さん、重南委員長。
川から引き揚げられたゴミ。捨てた人もまさかゴミが晒されているとは思わないでしょう。見られてないと思っても、誰かが見ていますよ！
引き揚げられた自転車が回収車で運ばれて行きます。一番右は『川を汚すな！ＣＭ大作戦！』撮影中の瀧澤室長。
